【体験談】下の歯の完全埋没（水平埋伏智歯）親知らず抜歯！手術時間や費用と経過【痛み腫れ抑える方法も】

この度、下2本の親知らずの抜歯が終了しました！！！！！（清々しい気持ちです）

私の親知らずは、歯茎に完全に埋まっている（水平埋伏智歯）で、親知らずの抜歯の中では、まあまあ難易度が高い抜歯みたいで、大きい病院の口腔外科に行かないと抜けないと言われて、何だか厄介なので今まで生えていることは知っていたものの放置していました・・・（ちなみに私は部分矯正を終えていますがそのときも放置したままでした）

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今回、なぜ抜くことにしたかと言いますと、年を取れば取るほど治りも遅くなるし抜きにくくなるので、若いうちに抜いておいた方が良いと先生に言われた事が一番大きな理由です。

今回は私が実際に歯茎に完全に埋まっている（水平埋伏智歯）の親知らず抜歯をした体験談を書いていきたいと思います。

手術の費用や時間、経過や痛み腫れの具合、痛みや腫れを和らげる対策や注意事項なども細かく記載していきたいと思います。

私の歯茎に完全に埋まっている（水平埋伏智歯）の体験談なので、個人差があり全ての方が同じではないと思うのであくまでも参考までにお読みください。（私の親知らずでも右と左とで痛みや腫れの具合に多少差がありました！）

今から、歯茎に完全に埋まっている（水平埋伏智歯）の親知らずの抜歯をする方の少しでも参考に、そして少しでも怖さが和ぐことを願っております。（私も抜くまでは不安と少しの恐怖とでドキドキが止まりませんでした・・・）

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完全埋没（水平埋伏智歯）親知らずとは

まずは、歯茎に完全に埋まっている（水平埋伏智歯）とはどんな状態の親知らずなのかを簡単にみておきたいと思います。

（専門家ではないので詳しい細かいことは省きます・・・）

水平埋伏智歯とは、読み方は「すいへいまいふくちし」と読み、歯茎に埋まった状態で真横に生えている状態のことを指します。

こちらが実際に私の歯のレントゲン写真になります。

（人によってはちょっと気持ち悪い写真かもなので苦手な方は飛ばしてください）

下の歯の両側一番奥の横向きに生えている歯が水平埋伏智歯で、いわゆる生えていない埋まっているタイプの親知らずで今回抜いた歯になります。

（下の前歯が一本足りないのは部分矯正で抜いた為なので気にしないでください・・・後悔。）

水平埋伏智歯は、顎に痛みを伴う顎関節症や、歯並びが崩れて噛み合わせが悪くなってしまう原因になる場合もあるみたいで、私もとにかく顎がずっと痛くて、水平埋伏智歯が原因なのかは分かりませんが抜歯することに決めました。

全身麻酔か局所麻酔どっちが良い？

水平埋伏智歯の抜歯をすることを決めて、一番悩むのが全身麻酔で一気に抜いてしまうのか・・・それとも片方ずつ局所麻酔で抜いていくのか・・・

先生から、全身麻酔か局所麻酔のどちらになさいますか？聞かれたときは「え・？全身麻酔？歯なのに全身麻酔？」と思い「局所麻酔で！！」と答えましたが、家に帰り急に全身麻酔の方が良かったのかな？っと不安になり怖くなり、他の方の親知らず抜歯の体験談を読ませていただいたり、周りの親知らず抜歯した人の話を聞いてみたり色々してみましたが、私は悩んだ末、局所麻酔で抜くことに決めました！！！

正直、どちらも怖い！！！！！

全身麻酔にしても局所麻酔にしても、当たり前ですが両方メリットとデメリットがあると思います。

私なりに決め手になったそれぞれのメリットデメリットを簡単にまとめておきたいと思います。

全身麻酔の良いところは、眠っている間に全部が終わっているところだと思います。（かなりありがたいですよね）

さらに、一気に全部の親知らずを抜く事ができるので、1回で抜歯が終わるところも良いところですが、その反面1本ずつでもご飯食べにくく腫れや痛みがあったのに・・・一気に抜いたらしばらくご飯食べれないんじゃないかと個人的には思いました。

さらに、私がお世話になった病院では、全身麻酔での抜歯は入院が必要とのことで（入院ってかなり大ごと・・・）入院の手続きやら準備やら、場合によっては付き添いがいるなど少し面倒で後は、費用が高くなるとのことでした。

後、全身麻酔は点滴タイプの麻酔で、腕に液体を入れるときに痛みがあると言う記事を見て、全く痛くないわけではないんだったら局所麻酔でいいやと思ったのと、全身麻酔をすると次の日も体がダルそうなど個人的な考えによって、私は局所麻酔に決めました。

（局所麻酔は、麻酔を歯茎に刺すときにチクリとした痛みありますがそれ以外は、全然痛くありませんでした！！最初の麻酔さえ終えれば後は痛みとの戦いではなく想像力との戦いです！いかに無になれるか）

局所麻酔の良いところは、意識があるので何をされているのか把握できるところだと思います。

抜歯後は、腫れたり血が出てきたり痛みがあったりと不安になる事が多々ありますが、実際に意識がある中で手術してもらう事で、何をされていたのか自分自身が把握できるので、私的には安心感がありました。

局所麻酔は、恐怖や不安以外は、デメリットなしです！！！

いや、恐怖や不安が一番嫌で心配なんだけど・・・と思いますよね。

私もそうでしたが、案外すんなりと抜歯を終える事ができて、さらに2回目も局所麻酔で抜歯する事ができました。

私は、もう一回親知らずを抜歯する機会があるとしても局所麻酔を選ぶと思いますが、人によっては全身麻酔の方が良い方もいらっしゃると思いますので、主治医の先生とよく話し合われてみてください。

全身麻酔（メリット）

眠っている間に終わる
一気に全部の親知らずを抜ける

全身麻酔（デメリット）

入院が必要な場合もある
一気に抜ける分腫れや痛みも強い
費用が高くなる

局所麻酔（メリット）

意識があるので何をされているのか把握できる
日帰りで手軽
費用が安い

局所麻酔（デメリット）

音や匂いがするので怖さはある

親知らず抜歯のスケジュール

親知らずを抜歯するにあたってのスケジュールを軽くみておきたいと思います。

レントゲン

まずは、水平埋伏智歯を抜歯するにあたってレントゲンや3Dなどで写真を撮り、歯の状態や神経の状態について詳しく検査をします。

検査の結果をみて先生が抜けるか抜けないのか判断をしてくださります。

抜歯

レントゲンの結果抜けると判断が出た場合、次はいよいよ抜歯になります。

当日は、手術同意書に同意するところから始まり余計に緊張してしまいますが案外すんなりと終わりました。

抜糸

私の場合は1週間後に抜糸でした。

人によっては1週間〜2週間の間で抜糸が行われるみたいです。

反対側（2週間後）

再び反対側の親知らずの抜歯をします。

反対側の親知らずの手術は、抜歯した方の親知らずが落ち着いてきた2週間後ぐらいにしました。

抜歯スケジュール

レントゲン
抜歯
抜糸
反対側（2週間後）

費用｜親知らず抜歯

水平埋伏智歯の抜歯の費用について、実際にどのぐらいかかるのか気になる方もいらっしゃると思うので詳しくみていきたいと思います。

地域や病院によっては値段が違う場合もあると思いますので参考までに私が実際にかかった費用を載せておきます。（あくまでも参考までに）

先に全部でいくらかかったかと言いますと、合計17880円程かかりました。

検査代	6210円
抜歯（右）	5060円
抜歯（左）	4330円
薬代（左右）	680円×2
抜糸（右）	170円
抜糸（左）	750円

抜歯の費用は、右と左とで違いますがこれは麻酔の量によって値段が変わっていて麻酔を多く使えば使うほど多少の差ですが値段は上がっていました。

抜歯後のお薬は鎮痛剤と抗生剤が処方されました。

抜糸についても左右で値段が違いますが、抜糸のみは右の歯の170円でできましたが、左の歯は抜糸後少しトラブルがあったので、痛み止めと消毒を処方していただいたので値段が違っています。

手術時間｜親知らず抜歯

水平埋伏智歯の抜歯の手術時間は、全部で右が1時間半で左が1時間10分ぐらいで終わりました。（麻酔から止血まで全て）

この時間は、抜歯する歯の状態や生え方によって変わってくると思います。

実際に私が抜歯した水平埋伏智歯の歯がこちらです。

（実物は生々しく苦手な方もいらっしゃるかもしれないのでモザイクを入れて、歯をペンツールでふちどりました）

私の右の水平埋伏智歯は4分割になっていました！反対側の左側の水平埋伏智歯は粉々すぎて持ち帰ることができませんでした・・・

（記録用にのせたかったのに・・・）

体験談｜完全埋没（水平埋伏智歯）

ここからは実際に私の完全埋没（水平埋伏智歯）親知らずの抜歯の体験談を書いていきたいと思います。

水平埋伏智歯の抜歯の施術方法（具体的にどうやって歯を取り出すのか）については詳しく書きません！！！

（詳しく何をされているのか知ってしまうと私は余計に恐怖心が強くなってしまったので・・・）

今まで矯正などの相談で他の歯医者さんで私の親知らずのレントゲンを見てもらったことがありますが、大体の先生がこの親知らずはかなり厄介で難易度の高い親知らずだと言われる事が多く、怖くてなかなか抜歯に至りませんでした・・・

ですが、大きい病院に行くとそこまで驚かれることもなかったので、大きい病院ではこのような患者さんが案外多いのだと安心しました。

歯医者さんで座るおなじみの椅子に座り、いつもより少し大きめのエプロン？（歯医者さんでつけられるヨ前掛けみたいなやつ）をつけて抜歯はスタートします。

先生は、二人とも手術着に着替えていて余計に緊張感と不安が高まります・・・

まずは、クリームのような表面の麻酔を塗り次は、注射器で歯茎に麻酔していきます。

（麻酔自体は、ちょっとチクッとするぐらいで、歯茎の奥の方にする麻酔は少し痛いぐらいで我慢できる痛みでした）

私的に一番痛い施術がこの麻酔でした！！なのでここをクリアするともう痛みとの戦いはありません！！（麻酔も我慢できる痛み）

しばらくすると、感覚がなくなってきていよいよ、抜歯開始です。

虫歯の時歯を削るときに使う機械のようなキーンと音の鳴る物で、歯茎を何かされている感覚はありますが、麻酔が効いているので全然痛くありません。

キーーーーーン！！！キーーーーーーーーーン。

痛くないけどこの音が、恐怖心を煽ります・・・耳が近いので余計に音が響きます。

麻酔が効いているので痛みはないのですが、想像力が働くと今もしかしてこんなことされているのかも・・・と思うと恐怖が襲ってくるので、とにかく楽しいことを考える余裕も、悲しいことを考える余裕もないので何も考えずに心を無にすることをおすすめします。

キーンと言う音がおさまったかと思えば、歯を押されたり引っ張るような感覚があるような気がしたり、またキーンと音がなったりと1時間とちょっとこれが繰り返されました。

途中痛いような気がしたので追加で麻酔をしていただきました。

私は匂いが苦手で・・・何か焦げ臭いような、焼けているような焦げたような嫌な匂いがしました。

削っては押したり引っこ抜いたりで、どうにかこうにか歯を抜く事ができたらもう勝ったも同然です。

後の、縫合はもう楽勝！安堵感もあり不快な感覚もなく終える事ができました。

親知らず抜歯当日｜痛みや腫れ

ここからは、実際の抜歯後からの腫れや痛みについて体験談を書いていきたいと思います。腫れや痛みが一番気になるところですよね！

右と左とで痛みや腫れが多少違いましたので、左右とも写真を載せて体験談を書いていきたいと思います。（同じ人物でも左右で違いがあるので個人差はあると思うのであくまでも参考までに）

右側

右下の水平埋伏智歯を抜歯した当日の顔がこちらです。

水平埋伏智歯を抜歯した当日は、そこまで腫れはないように感じました。

痛みについてですが、麻酔が切れる前に痛み止めを服用していたこともありそこまで痛みも気にならず過ごす事ができました。

水平埋伏智歯を抜歯した当日の写真の横顔を見てみると多少腫れている？気もします。

水平埋伏智歯を抜歯した当日は、そこまで腫れや痛みなしで、お昼はうどんを食べて夜はビーフシチューを食べて比較的柔らかいものを食べました。

麻酔が切れる前に鎮痛剤の服用をおすすめします！！！

抜歯してすぐに、まだ麻酔が効いているときに食事はダメだと言われましたが、お腹が空きすぎてうどんを食べると、頬の内側を噛んでしましました・・・麻酔で感覚がない状態での食事はやめた方が絶対に良いです。

後は、ずっと口開けっ放しにしていたせいか、唇がガッサガッサになりました・・・（笑）

左側

続いては、左側の水平埋伏智歯を抜歯当日の写真になります。

（余談ですが、2週間前に抜いた右側は、すっかりと腫れが引いています）

左側の水平埋伏智歯を抜歯は、抜歯直後から少し腫れが目立つような気がして、痛み止めを帰って飲む前に痛み出しました・・・

腫れも痛みも出てくるのが右側よりも早いような気がします・・・（左の方が深かったせいなのか・・・）

なので、氷で冷やして冷やして冷やしまくりました。（冷やすと痛みが少し楽になりますが冷やしすぎるのはよくないみたいです。知らずに氷を頬にタオルで巻き付けてずっと冷やしてしまってました）

そして、この日のお昼はラーメンに夜はサムギョプサルを食べました！！（これが失敗で後々痛みの原因になりました）

さらに、こちらは右側よりも深い場所の抜歯だったからか、喉が痛くて飲み込みにくさがありました。

1日目

そこまで腫れも目立たないし、痛みも痛み止めで何とかなる！！強いうがい禁止！

親知らず抜歯2日目｜痛みや腫れ

続いて、水平埋伏智歯を抜歯した次の日（2日目）をみていきたいと思います。

右側

まず、朝起きると口が開けにくく腫れている感じがして鏡を見るとゴルフボール1つ分程腫れていました。

その写真がこちらです。

腫れはあるものの、痛みはそこまで痛まず鈍い鈍痛のような痛みで、そこまで激痛ではないので、念の為鎮痛剤を服用しましたが、普通にいつも通りの日常を送れました。

食事も、反対側で噛みながらなので速度はスローペースになるものの、いつも通りの食事を食べれました。

左側

続いては、反対の左側の2日目の写真を見ていきたいと思います。

アレ？右側に比べると、2日目の時点では左側はそこまで腫れておらず、痛みも我慢できる程度の痛みでしたが、念の為抗生剤と一緒に鎮痛剤も服用しておきました。

2日目

痛みは痛み止めで何とかなる痛みで少し腫れが出てくる

親知らず抜歯3日目｜痛みや腫れ

続いては、水平埋伏智歯を抜歯してから3日目の様子を見ていきたいと思います。

右側

右側は、2日目と同様に腫れが引く様子なく続いていて、むしろ2日目よりも腫れがひどくなっているような気がして、本当に治るのか心配になってずっとこのまま片方だけぽこっとしたままだったらどうしよう・・・と不安な気持ちに襲われました。（笑）

心配しないでください！！！絶対に腫れは治り元に戻ります。

腫れは今までの最大でしたが、痛みはさほどないので、食事は普通通り夜にステーキを食べ、デザートにアイスまで食べました。

左側

続いては左側の写真ですが、昨日までそこまで腫れていませんでしたが、3日目でいきなり腫れ出しました・・・

そして、鎮痛剤が欠かせないぐらいの激痛に襲われました（痛み止めが効いている間は痛みは和らぎますが切れると痛みで飛び起きるレベル）そして、37度前半の微熱が出てしんどさはありませんが、左頬が熱い感じが続きました。

ネットで調べて見ると、どうやらドライソケットの現象に似ていて、初日にサムギョプサルなんて食べたから・・・もしかして血餅が剥がれてしまったのかも・・・と思いながら、早く治す方法はなさそうなので抜糸の日まで耐えることにしました。

ドライソケットとは

ドライソケットとは、抜歯した穴の骨が露出したままになり、骨に細菌感染が起きている状態です。ドライソケットになると、抜歯後、数日(3～5日後)から強い痛みが出てきます。
通常、抜歯後は歯を抜いた穴に血液が溜まってモチ状に固まり(血餅といいます)、そこに血管や細胞が新しくでき、傷口が治っていきます。しかし、うまく血餅ができなかったり、数日たってから血餅が剥がれてしまうことがあります。この場合、露出した骨の表面が感染を起こし、ドライソケットになります。

3日目

腫れのピーク！！！本当に元に戻るのか心配でちょっと病む（笑）安心してください！戻ります。